2009年03月07日
ゾマホンさん
いよいよベナンを離れるためにホテルを出て空港に向かう
・・・はずだったのだが、ドライバーのコフィーやケビンがいない。
まあいつものことなのだけど、遊びに行ってたりナンパしてたりして、
ちょっと困るんだけどなぜか憎めない。
少し待っているとようやく帰ってきて、お世話になったホテルを出発する。
空港に到着して今度こそチェックインできると思っていたのだが、
一般の乗客のチェックインが終わる夜10時まで待てとのこと・・・。
仕方ないので一人カウンター脇でずっと待つことにした。
カウンターの職員に時々視線を送ってプレッシャーをかけてみるものの、
やはり早めにチェックインはしてくれない。
しばらくしてセキュリティーの外をみるとNさんが僕を呼んでいる。
セキュリティーエリアを仕切る扉を少し開けてもらって話を聞くと、
ゾマホンさんがいて我々のグループと話をしているとの事。
残念ながらチェックイン優先なので、ここを離れることができないと言うと、
わざわざ全員が揃うまで待ってくれて、あとで記念撮影をしてもらえるとの事。
日本ではゾマホンさんとはうまく連絡が取れず、ベナン出発までにお会いすることができなかったのだが、
こうしてベナンでお会いすることができるとは思ってもみなかった。
心配だったチェックインも無事終わり、行きと同じく皆と一緒に帰ることができる!と握手する。
いつも心配させてすみません・・・。
我々が待機させていただいている特別待合室でゾマホンさんと会い握手をする。
彼は日本からのテレビの取材スタッフを迎えるために、空港に来ているそうだ。
とにかく忙しそうに動き回っていたが、僕がチェックインをしている時に、
我々との話し合いの時間を作ってくれたそうだ。
そして「命がけでよく来たねー!」と言ってくれたらしい。
記念写真を撮ってあわただしくゾマホンさんとお別れする。
いよいよ飛行機の出発時間が近づいてくる。
続く
・・・はずだったのだが、ドライバーのコフィーやケビンがいない。
まあいつものことなのだけど、遊びに行ってたりナンパしてたりして、
ちょっと困るんだけどなぜか憎めない。
少し待っているとようやく帰ってきて、お世話になったホテルを出発する。
空港に到着して今度こそチェックインできると思っていたのだが、
一般の乗客のチェックインが終わる夜10時まで待てとのこと・・・。
仕方ないので一人カウンター脇でずっと待つことにした。
カウンターの職員に時々視線を送ってプレッシャーをかけてみるものの、
やはり早めにチェックインはしてくれない。
しばらくしてセキュリティーの外をみるとNさんが僕を呼んでいる。
セキュリティーエリアを仕切る扉を少し開けてもらって話を聞くと、
ゾマホンさんがいて我々のグループと話をしているとの事。
残念ながらチェックイン優先なので、ここを離れることができないと言うと、
わざわざ全員が揃うまで待ってくれて、あとで記念撮影をしてもらえるとの事。
日本ではゾマホンさんとはうまく連絡が取れず、ベナン出発までにお会いすることができなかったのだが、
こうしてベナンでお会いすることができるとは思ってもみなかった。
心配だったチェックインも無事終わり、行きと同じく皆と一緒に帰ることができる!と握手する。
いつも心配させてすみません・・・。
我々が待機させていただいている特別待合室でゾマホンさんと会い握手をする。
彼は日本からのテレビの取材スタッフを迎えるために、空港に来ているそうだ。
とにかく忙しそうに動き回っていたが、僕がチェックインをしている時に、
我々との話し合いの時間を作ってくれたそうだ。
そして「命がけでよく来たねー!」と言ってくれたらしい。
記念写真を撮ってあわただしくゾマホンさんとお別れする。
いよいよ飛行機の出発時間が近づいてくる。
続く
2009年03月02日
ベナン最後の日
朝起きて身支度をしながら、今日がベナン滞在の最後の日だという実感がわいてくる。
仕事柄毎日いろいろな所に行っているせいか、人との別れといっても
いつか必ず-そしていつでも会えるだろうという安心感みたいなものがあるのだけれど、
さすがにベナンは遠く、そして知り合った人たちとも再び会うことは難しいだろう。
そんな事を考えるにつれて寂しさがおそってくる。
今日は夕方の飛行機のチェックインまで時間があるので、お土産を買いに連れて行ってもらう。
案内されたのは、民芸品を売るお店が集まったちょっとしたマーケットで、
案内してくれた人たちも意外と来たことがないらしく、色々と買い物をしている。
みんなネックレスやキーホルダーなどを買う。
値段の交渉もソトウさんやアジャホがやってくれるので助かる!
買い物が終わって、念のために早めに空港に行ってチェックインを済ませることにする。
日本で調べた時には、まだ帰りの便は空席が充分あったので、
行きみたいなことにはならないだろうと油断していたのだが、
なんと、帰りも僕だけチェックインできなかった・・・。
いろいろ話してみても「一般のチェックインを出発の1時間前に締め切るので、
それが終わってから受け付ける」の一点張り。
またあの不安な時間を過ごすことになろうとは・・・。
行きの時よりは任務?を達成したこともあって少し気は楽なのだが、
帰りにここで一人ぼっちにされても、それはそれで不安でたまらない。
最後の最後まで色々あるなー。
ひとまずホテルに帰り最後の荷物の整理と少し早い夕食をとる。
大量に持ってきたラケットやボールはすっかりなくなって、自分たちの荷物だけになったのも少し寂しい。
夕食を待っている間、サッカーのベナンユース代表の試合が、
昨日テニス教室をしたスポーツ施設の中にあるサッカー場で行われていて、
そのテレビ中継をベナンのスタッフたちと一緒に観る。
ここまで一緒にいてすごーくおとなしかった人たちまで、熱狂して観戦している。
結果は後半ロスタイムに奇跡的に追いついて同点にしたものの、
PK戦で負けてしまった。
食事が終わると、我々を取材をしてくれたGolfeTVが撮影したビデオを持ってきてくれた。
取材のときに一応「ビデオが出来たらちょうだい!」とお願いしていたのだが、
まず無理だろうなーと思っていたので嬉しかった!
でも記録されているのが今や日本ではほとんど見られなくなったVIDEO CDというのがシブすぎる。
それを見ながら皆でこれまでのことを語り合う。
そしてソトウさんがそのVIDEO CDの「即席贈呈セレモニー」をしてくれる。
「元気に家族のもとに帰ってください。サヨナラは言いません。今日でひとまずお別れですが、
ここからが私たちの関係の始まりです。」
そんなソトウさんの暖かいスピーチにジーンとした。
いよいよホテルを出発して深夜出発の飛行機に乗るために空港に向かう。
続く
仕事柄毎日いろいろな所に行っているせいか、人との別れといっても
いつか必ず-そしていつでも会えるだろうという安心感みたいなものがあるのだけれど、
さすがにベナンは遠く、そして知り合った人たちとも再び会うことは難しいだろう。
そんな事を考えるにつれて寂しさがおそってくる。
今日は夕方の飛行機のチェックインまで時間があるので、お土産を買いに連れて行ってもらう。
案内されたのは、民芸品を売るお店が集まったちょっとしたマーケットで、
案内してくれた人たちも意外と来たことがないらしく、色々と買い物をしている。
みんなネックレスやキーホルダーなどを買う。
値段の交渉もソトウさんやアジャホがやってくれるので助かる!
買い物が終わって、念のために早めに空港に行ってチェックインを済ませることにする。
日本で調べた時には、まだ帰りの便は空席が充分あったので、
行きみたいなことにはならないだろうと油断していたのだが、
なんと、帰りも僕だけチェックインできなかった・・・。
いろいろ話してみても「一般のチェックインを出発の1時間前に締め切るので、
それが終わってから受け付ける」の一点張り。
またあの不安な時間を過ごすことになろうとは・・・。
行きの時よりは任務?を達成したこともあって少し気は楽なのだが、
帰りにここで一人ぼっちにされても、それはそれで不安でたまらない。
最後の最後まで色々あるなー。
ひとまずホテルに帰り最後の荷物の整理と少し早い夕食をとる。
大量に持ってきたラケットやボールはすっかりなくなって、自分たちの荷物だけになったのも少し寂しい。
夕食を待っている間、サッカーのベナンユース代表の試合が、
昨日テニス教室をしたスポーツ施設の中にあるサッカー場で行われていて、
そのテレビ中継をベナンのスタッフたちと一緒に観る。
ここまで一緒にいてすごーくおとなしかった人たちまで、熱狂して観戦している。
結果は後半ロスタイムに奇跡的に追いついて同点にしたものの、
PK戦で負けてしまった。
食事が終わると、我々を取材をしてくれたGolfeTVが撮影したビデオを持ってきてくれた。
取材のときに一応「ビデオが出来たらちょうだい!」とお願いしていたのだが、
まず無理だろうなーと思っていたので嬉しかった!
でも記録されているのが今や日本ではほとんど見られなくなったVIDEO CDというのがシブすぎる。
それを見ながら皆でこれまでのことを語り合う。
そしてソトウさんがそのVIDEO CDの「即席贈呈セレモニー」をしてくれる。
「元気に家族のもとに帰ってください。サヨナラは言いません。今日でひとまずお別れですが、
ここからが私たちの関係の始まりです。」
そんなソトウさんの暖かいスピーチにジーンとした。
いよいよホテルを出発して深夜出発の飛行機に乗るために空港に向かう。
続く