2009年01月30日
最後のレッスン
ベナンに日記の更新をかなりサボっておりました。
ぼちぼち再開します。
今日は休日のせいか車やバイクの量が少なくて、
コトヌーの町もいつものスモッグ状態よりは少し空気が澄んでいるようだ。
午前中のこのレッスンが、ベナンでの最後のテニスレッスンになる。
到着してみると、立派なサッカースタジアムがある総合運動場のようなところだ。
コートのある施設に入っていくと、今までは見慣れないきれいなコートで富裕層の人たちが
きれいなラケットとボールでテニスを楽しんでいる。
どんどん奥に進んでいくと、四方をコンクリートの高い壁に囲まれた2面のテニスコートが現れた。
そこには100名は優に超える子供たちがいた。
「これはまた大変なレッスンになるな」と思っていたら、
コーチらしき人数名の掛け声で準備運動が始まった。
その準備運動がとても統制がとれていて・・・というか、かなーりハードな内容で、
今では日本ではやらなくなった「アヒル足」←ウサギ跳びみたいなもの
なんかもやっている。
途中からHコーチと僕がその準備運動の輪に入ってみる。
するといつもの「ヨボ、ヨボ!(白人?西洋人?の意味らしい)」の声がかかる。
現地語で「ヨボじゃなくて日本人で、名前は***!」と言うと、
みんな名前で呼んでくれた。
準備運動が終わって、Hコーチとデモストレーションをする。
僕たちの十八番の「2球同時ラリー(伝わるかな?)」は、日本のテニス教室でやるよりはウケた。よかった。
そのあとのレッスンは、2面を4ヶ所に分けて行った。
スタッフもみんなすっかり慣れてきていて、要領よくレッスンは進む。
このあたりは皆さん本当にすごいなと思う。
無事にレッスンが終わってコートをあとにするとき、クラブハウスのスタッフにジュースをご馳走になる。
すべてのレッスンが終わった報告に、省庁の施設を再び訪れる。
そしてここではるばる日本から持参した残りのラケットやボール、
ネットやテニス雑誌などを贈呈することになった。
大きな部屋には歴代のベナンの要人の写真がずらーっと飾ってあり、
GolfeTVのスタッフもまた来ている。
今回の放送も放映するのかと聞いてみると、放映は月曜日との事で、
残念ながらベナンを離れたあとになってしまう。
テニス用具の贈呈式や記者会見はムッシュIが完璧にこなしてくれた。
政府の方々もボールの1球1球までしっかり数えて受け取ってくれた。
これらがベナンのテニスの発展に役立てばと思う。
昼食は「Maman Benin」というレストランで食べる。
今まで現地っぽい食べ物をレッスンのために控えていたが、それも終了したので、
みんな思い切って怪しい?ものをオーダーする。
すでに調理済みのものを指差してオーダーして、あとはつけあわせを加えて出来上がりのはずなのに、
やっぱり出てくるまでにとても時間がかかる。
でもみんなすっかりアフリカ時間に慣れているので、誰も気にしなくなっていた。
・・・というか笑い飛ばせるようになっていた。
午後からはベナンのスタッフの人たちが、僕たちを観光に連れて行ってくれるとのことで、とても楽しみだ!
続く
ぼちぼち再開します。
今日は休日のせいか車やバイクの量が少なくて、
コトヌーの町もいつものスモッグ状態よりは少し空気が澄んでいるようだ。
午前中のこのレッスンが、ベナンでの最後のテニスレッスンになる。
到着してみると、立派なサッカースタジアムがある総合運動場のようなところだ。
コートのある施設に入っていくと、今までは見慣れないきれいなコートで富裕層の人たちが
きれいなラケットとボールでテニスを楽しんでいる。
どんどん奥に進んでいくと、四方をコンクリートの高い壁に囲まれた2面のテニスコートが現れた。
そこには100名は優に超える子供たちがいた。
「これはまた大変なレッスンになるな」と思っていたら、
コーチらしき人数名の掛け声で準備運動が始まった。
その準備運動がとても統制がとれていて・・・というか、かなーりハードな内容で、
今では日本ではやらなくなった「アヒル足」←ウサギ跳びみたいなもの
なんかもやっている。
途中からHコーチと僕がその準備運動の輪に入ってみる。
するといつもの「ヨボ、ヨボ!(白人?西洋人?の意味らしい)」の声がかかる。
現地語で「ヨボじゃなくて日本人で、名前は***!」と言うと、
みんな名前で呼んでくれた。
準備運動が終わって、Hコーチとデモストレーションをする。
僕たちの十八番の「2球同時ラリー(伝わるかな?)」は、日本のテニス教室でやるよりはウケた。よかった。
そのあとのレッスンは、2面を4ヶ所に分けて行った。
スタッフもみんなすっかり慣れてきていて、要領よくレッスンは進む。
このあたりは皆さん本当にすごいなと思う。
無事にレッスンが終わってコートをあとにするとき、クラブハウスのスタッフにジュースをご馳走になる。
すべてのレッスンが終わった報告に、省庁の施設を再び訪れる。
そしてここではるばる日本から持参した残りのラケットやボール、
ネットやテニス雑誌などを贈呈することになった。
大きな部屋には歴代のベナンの要人の写真がずらーっと飾ってあり、
GolfeTVのスタッフもまた来ている。
今回の放送も放映するのかと聞いてみると、放映は月曜日との事で、
残念ながらベナンを離れたあとになってしまう。
テニス用具の贈呈式や記者会見はムッシュIが完璧にこなしてくれた。
政府の方々もボールの1球1球までしっかり数えて受け取ってくれた。
これらがベナンのテニスの発展に役立てばと思う。
昼食は「Maman Benin」というレストランで食べる。
今まで現地っぽい食べ物をレッスンのために控えていたが、それも終了したので、
みんな思い切って怪しい?ものをオーダーする。
すでに調理済みのものを指差してオーダーして、あとはつけあわせを加えて出来上がりのはずなのに、
やっぱり出てくるまでにとても時間がかかる。
でもみんなすっかりアフリカ時間に慣れているので、誰も気にしなくなっていた。
・・・というか笑い飛ばせるようになっていた。
午後からはベナンのスタッフの人たちが、僕たちを観光に連れて行ってくれるとのことで、とても楽しみだ!
続く
2009年01月07日
宴とTV
テニス教室が終わり、前よりも砂に埋もれたように見える旅客機を右手に見ながらホテルへと帰る。
今日はこれからこのホテルで、ベナンの省庁の方が開いてくれるパーティーがある。
身支度を済ませて皆で時間通りに下のレストランに行くと、まだ皆さん集まっていなかった。
「またあとで来まーす」と言っていったん部屋に戻る。
しばらくして降りてみると・・・やはりまだ集まっていないそうで、また引き返す。
我々のパーティーはホテルの小さなレストランで行われるが、
その隣で盛大にパーティーをやっている団体がいた。
なんとなく不思議な感じの団体だったので聞いてみると、
小声で「ブードゥー教のパーティーだから、関わらないように!」
とのこと。
部屋に戻って皆と話をしていると、誰かがドンドン!とドアをたたく。
「みんな集まったのかな」なんて話をしていると、ソトウさんが飛び込んできた。
そして「ゴルフTV、ゴルフTV!」と叫んでいる。
「なんでゴルフのテレビなんて見るんだろう?」と思っていると、
ソトウさんがテレビのチャンネルをすばやく変える。
すると、ムッシュIがアップになっているではないか!
昨日の会見の模様が地元テレビ局の「Golfe TV」で放映されていたのであった。
時間にして1~2分だったと思うが、字幕つきでしっかり放映されていた。
放送が終わると皆で拍手をして、教えてくれたソトウさんと握手を交わす。大盛り上がり!
そうこうしているうちに宴の準備が整い、皆でレストランへと向かう。
レストランにはベナンの料理が並べられていた。
中でも目をひいたのは「フライドバナナ」。
見た目は「なぜ揚げるの・・・」と言う感じだが、サツマイモのような味でおいしかった。
いわゆる「お偉いさん」とは、僕のたどたどしい英語でなんとかコミュニケーションした。
ベナンのスポーツNo1はやはりサッカーで、ワールドカップ予選にも出ているそうだ。
部屋にはビデオで音楽が流れていたので、お願いをしてベナンの音楽を流してもらう。
リズムは違うのだけど、レゲエみたいな音楽だった。
最後のデザートにカットフルーツの盛り合わせが出てきた。
今まではテニス教室第一で、お腹をこわして開催できなくなることがないように、みんな生ものは控えていた。
でもテニス教室も残すところあと1ヶ所となり、こちらの環境にも慣れてきたので、頂くことにする。
そしてこれがおいしい!!
楽しい宴も終わり、こちらからのプレゼントのポロシャツを贈呈し、全員で写真を撮って握手をして別れる。
現地語で「ありがとう」と言ってみる。
お酒の力か、すぐにリアクションが返ってきてくれた。
部屋に戻ると蚊がいた!
もしかするとマラリアを運んでくる蚊かもしれないので必死に捜すが、見つからなかった。
少し不安だったがそのまま床につく。
明日はいよいよテニス教室の最終日。
コトヌーにあるテニスクラブに行くそうだ。
こちらでのテニス教室にも慣れてきたせいか、不安よりも楽しみな気持ちで眠りについた。
続く
今日はこれからこのホテルで、ベナンの省庁の方が開いてくれるパーティーがある。
身支度を済ませて皆で時間通りに下のレストランに行くと、まだ皆さん集まっていなかった。
「またあとで来まーす」と言っていったん部屋に戻る。
しばらくして降りてみると・・・やはりまだ集まっていないそうで、また引き返す。
我々のパーティーはホテルの小さなレストランで行われるが、
その隣で盛大にパーティーをやっている団体がいた。
なんとなく不思議な感じの団体だったので聞いてみると、
小声で「ブードゥー教のパーティーだから、関わらないように!」
とのこと。
部屋に戻って皆と話をしていると、誰かがドンドン!とドアをたたく。
「みんな集まったのかな」なんて話をしていると、ソトウさんが飛び込んできた。
そして「ゴルフTV、ゴルフTV!」と叫んでいる。
「なんでゴルフのテレビなんて見るんだろう?」と思っていると、
ソトウさんがテレビのチャンネルをすばやく変える。
すると、ムッシュIがアップになっているではないか!
昨日の会見の模様が地元テレビ局の「Golfe TV」で放映されていたのであった。
時間にして1~2分だったと思うが、字幕つきでしっかり放映されていた。
放送が終わると皆で拍手をして、教えてくれたソトウさんと握手を交わす。大盛り上がり!
そうこうしているうちに宴の準備が整い、皆でレストランへと向かう。
レストランにはベナンの料理が並べられていた。
中でも目をひいたのは「フライドバナナ」。
見た目は「なぜ揚げるの・・・」と言う感じだが、サツマイモのような味でおいしかった。
いわゆる「お偉いさん」とは、僕のたどたどしい英語でなんとかコミュニケーションした。
ベナンのスポーツNo1はやはりサッカーで、ワールドカップ予選にも出ているそうだ。
部屋にはビデオで音楽が流れていたので、お願いをしてベナンの音楽を流してもらう。
リズムは違うのだけど、レゲエみたいな音楽だった。
最後のデザートにカットフルーツの盛り合わせが出てきた。
今まではテニス教室第一で、お腹をこわして開催できなくなることがないように、みんな生ものは控えていた。
でもテニス教室も残すところあと1ヶ所となり、こちらの環境にも慣れてきたので、頂くことにする。
そしてこれがおいしい!!
楽しい宴も終わり、こちらからのプレゼントのポロシャツを贈呈し、全員で写真を撮って握手をして別れる。
現地語で「ありがとう」と言ってみる。
お酒の力か、すぐにリアクションが返ってきてくれた。
部屋に戻ると蚊がいた!
もしかするとマラリアを運んでくる蚊かもしれないので必死に捜すが、見つからなかった。
少し不安だったがそのまま床につく。
明日はいよいよテニス教室の最終日。
コトヌーにあるテニスクラブに行くそうだ。
こちらでのテニス教室にも慣れてきたせいか、不安よりも楽しみな気持ちで眠りについた。
続く