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テニス教室 in 西アフリカ・ベナン共和国 テニスにはじめて触れる人たちへテニスの楽しさを紹介するために、西アフリカ・ベナン共和国に行ってきます!

しの
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ベナン到着

飛行機が到着して、僕たちが一番心配だったこと・・・。
それは、到着しても誰も迎えに来てくれていないのでは・・ということだった。

実は結局日本を発つまで、ベナンでのスケジュールがまったく分からないままだった。
大使館に何度か問い合わせても「ノ~~プロブレム!」の返事ばかりだった。

でもその心配はタラップを降りたところで杞憂に終わった。

Iさんの名前が書かれたプラカードを持った男性が目に飛び込んできた。
みんなホッとする。
もうすっかり夜なので暑くはないが、熱帯地方特有のむっとした熱気があたりを包む。
男性が搭乗者の列から離れて車に乗れという。その車で待合室のようなところに案内された。

待合室には数人のおそらくベナンの省庁の職員の方々がお迎えに来てくださっていた。
皆さんと握手をし荷物の到着を待つ。さっそく飛行機で勉強した現地語を使ってみる。
ところがリアクションがない・・・、一瞬の沈黙・・・そしてやっと、
なぜか腹をかかえて笑いながら応えてくれる。
あとで分かったことだが、僕の発音が悪い上に国の職員の彼らはほとんどフランス語で会話するので、
日本人が急に現地語を話すことに対応できなかったそうだ。
このあと会うベナンの人はみんなこんなリアクションで、そのあと決まって
「ここで嫁さんをもらったら?」「このまま住んじゃいなよ!」と言う・・・。
結局たった数語しか覚えられなかったけど、コミュニケーションにはとても役に立った。

かなーり待った後ようやく荷物が来て、車に分乗して15分ほどのところにあるホテルに向かう。
途中は砂浜のようなところを車の底をガリガリ摺りながら爆走する。
空港の横を通ったとき、今は日本で見られなくなった大型の旅客機が目に入った。
よく見ると砂をかぶっているし、もう飛び上がれる様子ではなく、
まるで風防のように滑走路わきに駐機していた。

ホテルに到着して、ロビーで明日からのスケジュールの説明を受ける。
説明してくれるのは僕たちがこれから一番お世話になるソトウさん。
彼はJICAで日本に来たことがあり、多少の日本語を話すことができる。
明日は午前中に各省庁を表敬訪問したあと、午後からいよいよテニス教室のようである。

部屋のキーをもらい荷解きをした後、Iさんの部屋に集まって明日からに向けてのミーティングをする。

そのあとそれぞれの部屋に戻り寝る準備をする。
とにかくマラリアには気をつけろということで、マラリアの媒介となる蚊がいないか部屋を見渡す。
ホテルによっては昔なつかしの「蚊帳」があるとの事だったが、このホテルにはない。
でもとりあえず蚊はいないようなので安心する。
電池でファンが回る蚊取り線香のようなものを持ってきたので、それを枕元において寝ることにする。

部屋は個室で、シャワーはちょろちょろしか出ないが3分待てばお湯が出るし、クーラーも効く。
うーん快適快適!と思っていたらいきなり停電する。
大丈夫かぁーと思ったらすぐに回復する。その後も明かりが暗くなったり微妙ではあったが、
なんとか停電にならず、クーラーも効いたまま眠ることができそうだ。


続く
日記 | 投稿者 しの 00:42 | コメント(0) | トラックバック(0)
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